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白族の布

布集めより先に旅行で滞在した雲南省南西部大理市周辺に暮らす白族

かわいいマンガのような絵刺繍が物語る貴族の世界

  • 白族は民国期まで中国の属国で漢族に倣って刺繍を施していたようだ。その刺繍はどこか漫画チックでかわいいものが多い。アー海という湖から獲れる魚類や新鮮な野菜。豊かだ。刺繍その表れであるように思う。現在は100円ショップなどでも売られる藍染布はここ雲南省大理が産地。90年代初頭はこの藍染をよく運んだものだった。オークションで大分手放してしまっているが模様サンプル帳など作るときっと楽しい。神様がいて花と蝶が舞い鳥や蝉が鳴く画像のようなモチーフが数知れず。また色がごまんとあるうえにシルク色糸の柔らかく褪せた感がまた玄人にはたまらない。

008.JPG白族の刺繍にはかわいらしくて楽しい神様が描かれている場合が多い。要所要所に金糸が使われている。
030.JPG帽子の一部。紫色のものは大変珍しい。040.JPGショルダーバックの面。この奥を開くと別の神様がいる。そしてこの面は普段布がかけられる。
038.JPG子供用襟飾り。魔よけのため。037.JPG子供の襟飾りに見える神様? よくこのかわいらしい神様を見かける。

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