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トルクマンの上着チャパンの裏地ロシアンプリント

トルクマン、ウズベクほか中央アジアの女性用上着に使用される裏地はロシアンプリントが多い。華やかでレトロジーなロシアンプリントは陽気な花柄がほとんどだ。一番多いのは赤地にバラやボタンのような大柄な花が描かれている物。おおよそ画像のような青、黄、紫、ライトブルー茶、白、その当時の花柄ロシアンプリントが見られる。表地にはサテンのようにテカりのある黒地のシルク地表地の20%位に白赤黄色の原色のチューリップが施される。暴走族の特攻服のような迫力があり一番初めに見た時の感動といったら震えが止まらなかった。押忍!そして、私の感性としては、その対極にある雰囲気の「裏地」、裏に個性?一様に花柄のプリント地が、、、。メルヘンチックというか、花、花、花、花、、、、、。女性の好みといったらいいか、高島屋の包装紙といったらいいか、国土のほとんどを乾燥した土地に暮らす人々のあこがれなのかもしれないが、この表と裏のギャプが面白い。

地味に光るインド藍更紗

数多あるロシアンプリントの柄地、「いったいどれくらいこの同じような花柄プリント地がロシアにはあったのだろう!?」。不思議なことに百枚以上調べたチャパンの裏地は一致したことがない。当時ロシアはヨーロッパ諸国にかなりこのプリント生地を輸出していたようだ。そんなロシアンプリント裏地が多数派の中にもまた、唸らせるこだわりの少数派がいる。それが異色な風合いを醸し出しているのがインド藍更紗裏地だ。昔の木版型押し柄に藍を塗りこんだような染め、力強くそして太く縒った紬が渋く裏地に光る。その布はインドから輸入されたものであろうか?英国に植民地時代のアフガニスタンいたヒンドゥー系の人たちのものであろうか、もしくはその中央アジアの人たちの仕事であったのであろうか、想像に夢が膨らんでしまう。頬づりしたくなるほどの愛らしいインド藍更紗(?)がここでお目にかかれるとは。
この裏地は通常のチャパンにもあらわれるがやはり総刺繍羽織、黒チュルピーのの裏地にはほとんど使われいる。

040.JPGロシアンプリント
036.JPGインド綿に型押しの藍染裏地041.JPGロシアンプリント
037.JPGトルクマン黒チュルピー038.JPGトルクマン黒チュルピー

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