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ウズベク族の布

中央アジアの自然環境は怖ろしく厳しく現在アーチコレクションの本拠を置いている日本国の北東北などとは比較にならない。四十度を超す日中の砂漠では肌を露出させると素肌から水分が蒸発するのを体感できる。汗は全くかかない。というより見えない。汗は毛穴から出る前にすでに消えている。超乾燥を確認できる方法は、のどや鼻の奥を乾燥から守るため、夜寝るとき魔法瓶一本分の水をべちゃべちゃに部屋に撒き散らした時です。この水が、翌朝にはきれいさっぱり乾いてしまうほどです。このような過酷な自然環境が衣食住に保温保湿というところよく考えさせ、衣については画像のような衣装を生んだのであろう。

遊郭の派手な丹前のような女性用のコート、チャパンを見ているだけで旅行をしている気分になれた

ウズベキスタンの女性はつい最近まで中綿入りの上着チャパンを身にまとっていた。うすく中綿が入っていて日本の丹前に本当によく似ている。日本の丹前は吉原などの遊郭が発祥だといわれる。遊郭の女性たちがこのような派手な配色の着物を着ていたのは想像しやすい。夢を膨らませれば、それこそ遊郭の女性たちがシルクロードから渡ってきた人からこのようなものを見せられたり譲られて、彼女たちがこのチャパンに飛びつき大流行した。それが丹前の由来!なんて面白い。 チャパンの見どころとその大胆で派手な配色の絣模様もようにもすべて意味があるようであるが書物によっても統一されておらず現時点では不明。しかしながらその模様は丹前のものと妙に重なり合う。

050.JPG日本の丹前と瓜二つのウズベキスタンのチャパン。中国をはさんでお互い中国から頂いたものなのでしょう
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